公務員仕事術〜その3 仕事が自動的にうまく回るための全体図
<個別最適>と<全体最適>という言葉があります。
<個別の最適>だけを求めていくと、
その部分だけ見ればたしかに最適に効率化されている。
でも全体で見たらけっこうぶかっこうで、非効率で、
とても最適とは言えない状態になっている。
個別最適と全体最適の問題は、
そのように現れてきます。
個別にこだわるあまり、
全体としては苦労しているということにならないよう、
まずは全体の様子を見ておきたいと思います。
それが、この図です。
仕事や情報という”水”が、
どのように流れ込み、
設置された水路に従って流れゆき、
どこに流れ落ちていくのか。
かなり簡略化したものです。
「集める」「整理する」「実行する」というフェーズに分け、
それを順番に流していくことがとても大事です。
一つ一つのフェーズにこだわることは必要ですが、
それが全体的に”いい感じ”に回る状態を目指しましょう。