公務員のタスクマネジメント推進室

個人でもできる働き方改革!

公務員の仕事術 その5〜 最初に集めないことの危険と無駄

抱えている仕事を、 「ToDoリスト」として書いておく人は多いでしょう。 とても賢明です。 ただし、そのToDoリストは、 いろいろな場所に散らばっていることも、 また多いと思います。 スケジュール手帳、デスクトップ、デスクマット、手の甲、書類置き・・…

公務員仕事術〜その4 正確な優先順位は全体を見わたすことで決められる

前回の記事では、タスク管理の全体像について見てみました。 全体像の中で、ゴールとなるのは「実行する」の部分です。 実行してこそ、市民の課題が解決しますし、社会が良くなります。 そして、実行に大事なのは優先順位です。 時間は有限ですし、待ってい…

公務員仕事術〜その3 仕事が自動的にうまく回るための全体図

<個別最適>と<全体最適>という言葉があります。 <個別の最適>だけを求めていくと、 その部分だけ見ればたしかに最適に効率化されている。 でも全体で見たらけっこうぶかっこうで、非効率で、 とても最適とは言えない状態になっている。 個別最適と全体…

公務員仕事術〜その2 タスクマネジメントで設置する「水路」

僕の提案するタスクマネジメントは、 ”穏やかな水面のようなこころ” で居られることをもっとも重視しています。 ダイナミックに変わっていく世の中に身をおきながら、 それでも穏やかなこころでいることは、 容易なことではありません。 でも、とても大切な…

公務員仕事術〜その1 なぜ公務員に仕事術が必要なのか

公務員の仕事は、 「市民の要請に応える」というものです。 「市民の要請・困りごと」に対して、 いろいろな部署を設置し、 もっとも適切な部署で対応していきます。 その一員が、あなたです。 「市民の要請・困りごと」というのは、 一定ではありません。 …

職員のお子さんの保育園がコロナで休園になっても現場を回し続ける

新型コロナウイルスが、感染力を上げているようです。 オミクロン変異型が流行してきてから、 身の回りで感染の影響を受ける職員が増えました。 職員自身が感染する例もありますし、 職員の家族が感染する例もありますし、 保育園の園児が感染したため、休園…

年度末や年度始めを迎えた今、業務の<ログ>の重要性を痛感してます

そのままのうどん 4月を迎え、今年度もスタートしましたね。 みなさまの職場でも、職員が異動したり、 座席が変更になったりしたことでしょう。 職場が変わらなくても、役割分担が変わったりして、 新しい仕事に取り組み始めている方もいらっしゃるかと思い…

返事待ちのタスクはコスパが悪いので、別シートで管理する

ToDoリストは、いくつかにカテゴリー化すると、大変使いやすくなります。 すでに記事でご紹介したのは、 メインリスト スタンバイリスト 返事待ちリスト ルーティンリスト の4つです。 shiningspringstyle.hatenablog.jp 今回はそのうち、返事待ちリストに…

実行するフェーズにおける「行動の基点」

整理するフェーズでは、メインリストというToDoリストを作りました。 そのメインリストが、あなたの行動の基点になります。 いつもそこに立ち返り、「次にやること」を確認するイメージです。 多様な情報が舞い込む職場では、 「次にやろうとしていたこと」…

整理するフェーズの整理方法

仕事の実行力を上げる仕組みには、 3つのフェーズがあることをご紹介しました。 前回の記事では、最初の<集める>フェーズについて、 細かく触れていきましたね。 shiningspringstyle.hatenablog.jp <集める>フェーズでの最優先事項は、 「漏れなく集め…

集めるフェーズの「集める場所」5選

以前、タスク管理には、3つのフェーズがあることを説明いたしました。 shiningspringstyle.hatenablog.jp ①集める ②整理する ③実行する の3つです。 今回は、「①集める」のフェーズを細かく見ていきたいと思います。 集めるフェーズとは 「集める」フェー…

マニュアル作りに苦戦してます

僕は今、一つの事業を任されています。 経済的な生活困窮者を、支援するための事業です。 事業の現場運営は、事業者に委託しているので、 事業者と毎月話し合いを重ねながら、 よりよい支援ができるようにしています。 この事業を担当しながらモヤモヤしてい…

毎週金曜日に、8週間先までの予定を確認する

仕事に振り回されず、マイペースをつかみながら仕事を進めるには、 先を見通しながら進めることが大事です。 僕が慌てずに見通しを持ちながら仕事するには、 2ヶ月くらいは先を見通すと、 けっこう安心できるな、と思っています。 2ヶ月先というと、 感覚…

マイペースな仕事で精神的に楽になる

現在の職場は、仕事量がとても多いです。 残業もそれなりにあります。 直近の職場の中では、 もっとも多いのではないでしょうか。 それでも精神的に一番楽なように、 感じています。 それは、 マイペースで仕事の組み立てがしやすいからです。 これまでの職…

タスク管理術のおかげで、上司の急な提出〆切も、すでに完了済み

上司が仕上げる仕事の中に、 部下が大まかに中身を作っておくものがあります。 部下→だいたい作る 上司→仕上げる このような場合、 最初に上司からの指示があって、 それで作成を開始するものです。 しかし、上司が最初の指示を忘れることがあります。 こち…

タスクリストのメンテナンス(オープンリスト)

タスクリストのメンテナンスは、 これから手を付けるものの優先順位を大きく左右するので、 とても大事な作業になります。 僕の場合は、 大きく分けて、2つのタスクリストがあります。 一つは、「どんどんタスクを追加していくリスト」です。 膨大な量にな…

なんの判断もされてない書類が危険→「次、どうするか」が決まっていると安全

公務員の仕事は、文書主義と言われるように、 なんでも文書に残しておくことになっています。 それなので、取り扱う文書の量は、 それはそれは多いものです。 ひとくちに「文書」と言っても、 メモ書きから、公印入りの書類まで、 重要度、緊急度などさまざ…

穏やかな水面のような心で仕事をする

働き方改革で、残業時間を減らすことも大変重要ですが、 僕は、「穏やかな心で仕事ができる」 という点を最重要に考えてます。 焦りながら、ハラハラしながら、 仕事をしたくないのです。 仕事に追いかけられると、つらいのです。 荒立つ心のままだと、うま…

仕事は、きれいに循環する水のように

仕事がごちゃごちゃしてしまう方は、 ”仕事って、水のようにきれいに流して、また使う” というようにイメージしていただくといいです。 仕事がごちゃっとしている状態は、 水の流れが悪くて、あるお水はにごり、あるお水は腐っている、 そういう状態です。 …

要点だけ確認して、あとは任せる

自分1人で完結できる仕事は、 ほとんどないと言っていいでしょう。 逆を言えば、 同僚や関係機関との連携を前提に、 仕事は成り立っていると言えます。 職場では、 業務分担を割り振っています。 分担がある場所には、 連携があります。 自分の担当業務を中…

記憶に頼ると忘れてしまうから、リストに書いておく

僕は、つくづく、記憶力が頼りないと思っています。 言われたことを、すぐ忘れるのです。 話し合ったことも、忘れるのです。 でも、忘れてしまっては、職場がとても困りますよね。 じゃあ、忘れないように記憶を鍛えられるのかというと、 それは諦めたほうが…

タスクの消化が順調すぎて余裕ができてしまった

タスク管理を続けていると、 タスクの消化が順調すぎて、 「あれ?次は何をやればいいんだ?」 と思うことが、たまにあります。 あれだけ多くのやらなきゃいけないことに まみれていたと思っていたのに、 いつの間にか終わっていた…。 そういう時って、 「あ…

会議に間に合う!2つのタスク管理

関係機関も含めた会議って、 間違いがないように、漏れがないようにと、 心配になりますよね。 先日は、その会議の中で必要な資料も提示でき、無事に終わって、安心しました。 準備を落ち着いて、 漏れがなく整えるには、 今回は2つのポイントがあったかと…

スッキリと仕事をする、3つのフェーズ

多様な書類や情報を抱える公務員の仕事は、 手当たり次第にやっていたら、 すぐに頭の中も、机の上も、混沌としてしまいます。 そうならないために、 3つのフェーズに分けて整理すると、 とてもスッキリと仕事を進めることができるんです。 第1のフェーズは…

タスク管理をやっててよかったと思う4つのポイント

膨大なタスクに戸惑っているばかりの僕が、 タスク管理をすることによって、 変わることができました。 そのポイントを4つにまとめたら、以下のようになりました。 1.「やるべきこと」をすべて把握できるようになった 僕のタスク管理は、 チェックリスト化…

自己不信、不安から脱却でき、上司から信頼されるようになったタスク管理術

昔の僕は、ろくにタスク管理をしていませんでした。 いつも、頭の中がごちゃごちゃになって、 机の上もごちゃごちゃになって、 何から手をつければいいのか分からなくなってしまうんです。 その結果、やり忘れや、〆切の遅れなどがあり、 周りに迷惑ばかりか…

公務員のじぶん働き方改革

公務員だからといって、 労働環境に恵まれているとは限りません。 残業が多く、休日出勤もして、 自分の健康を壊したり、 家庭が壊れたり、 そのような思いをしながら、公務に従事している場合もあります。 では、そのような窮状を見かねて、 誰かが人員を補…

公務員として、もっとやりたいことがある!

どうも、大竹です。 一公務員として、自治体に勤めています。 大学で福祉を学んだおかげか、 福祉関係の職場に配属していただいてます。 家では、3人の子どもを育っています。 まだ小さい子どもたちで、とてもかわいいです。 日本において、公務員のイメー…